2009年12月17日
楽しいことを形に

ナショナル・デパートさんの載っている雑貨カタログ(冬号No.104)を購入。
ナショナル・デパートさんは岡山のパン屋さんなのだけど、
まだパンのフリーペーパーをやってる頃何回か取り上げさせていただいた
四季のカンパーニュという様々なカンパーニュをメインに売ってらっしゃるパン屋さん。
ハード系一本で勝負されるのは相当な覚悟だし、実際大変な事だと思う。
オーナーの秀島さんは(あやうく禿と打つとこだったwごめんなさい!)
デザイナー出身ということもあって、パン屋にも関わらず
様々なおしゃれなイメージ戦略をとり、このハード系オンリーという
一見すると硬派なイメージをたくみに愛され系キャラへ変えてしまった。
パン以外の所で勝負するのに賛否は分かれるのかも知れないけれど
ハード系パンがいわゆるパン好き層だけのものでなく
もっと広く親しまれるものになるのなら、僕は全面的に賛成です。
すくなくても一斤5,000円以上する食パン売るよりも健全じゃないか!と。
だからナショナルさんがCafe Sweetでも料理通信でもなく
通販カタログというパン好き、食べ物好きの人以外の人も見る
雑誌に取り上げられたことは(しかも4ページ渡り!)
本望だと思うなぁと、彼の目指しているものだろうし。
僕はルヴァンの甲田さんのようにひたすら自分の道を究めんとする職人も好きだし
シニフィアン・シニフィエの志賀さんのように常に新しいパンの可能性を追求する職人さんも好きだ。
でも秀島さんのようにパンでどうやってコミュニケーションとれるかと考えているような人も大好きだ。
生活に密着したものをつくるからこそそれは大事だと思うから。
秀島さんは以前ベンチャーはITだけのものじゃないとつぶやいていらっしゃったけど、
今や個人が世界にメッセージをカンタンに配信できる時代。
そういう考え方って実は色んな世界に応用が利く。
既成概念にとらわれずに新しいことに挑戦していこう。
すごく背中を押されたようなうれしい記事でした。
Posted by siphon at 18:39│Comments(2)
│雑記
この記事へのコメント
パン、あまり詳しくわからないけれど、そういう私こそが雑誌を見てきっとハードパンに興味を持つのかな、うちの姉や母がハード系が大好きです、ドイツパン?すっぱいのとか。(三谷?だったかな、そこにあるドイツパンのお店へたまに行っていたような) 私の今度住むところは、ルヴァンが近くにあります、以前に一度、そういえばここにと思いついて寄りました。朝、早かったけれどどうぞと言ってもらい、焼きたてのピザをワンカットしてもらった熱々のをほおばりながら車で堪能したのを思い出します。
Posted by わこ at 2009年12月18日 16:55
>わこさま
ドイツパンの酸味は美味しいですよねぇ。
三谷、どこだろ今度探してみます。
朝のルヴァンはまた格別ですよねぇ。朝早いので
旅行者には嬉しいところでもあります。
あの辺住んでらっしゃるのは羨ましい−。
うまいパン屋密集してますよね。いいなぁ。
ドイツパンの酸味は美味しいですよねぇ。
三谷、どこだろ今度探してみます。
朝のルヴァンはまた格別ですよねぇ。朝早いので
旅行者には嬉しいところでもあります。
あの辺住んでらっしゃるのは羨ましい−。
うまいパン屋密集してますよね。いいなぁ。
Posted by siphon
at 2009年12月19日 01:02
